相続でもめないための生前対策とは

相続で揉めないようにするためには、生前対策が重要です。

ここでは、相続で揉めないためには、どのような対策をするべきかご紹介します。

生前贈与

相続で揉める一番の理由は、財産の分配です。

財産が多ければ多いほど税金の問題も生じてしまうので、相続財産の額をなるべく低くすることで、相続でのトラブルを防止することが可能です。

もっとも、気をつけなければならないのは、生前贈与の額と時期です。

生前贈与の金額が大きいと贈与税がかかってしまいますし、相続が発生する直前に生前贈与をしてしまうと、相続財産に持ち戻しがされてしまいます。

どのような態様で生前贈与を行えばよいか、弁護士に相談してアドバイスをもらいましょう。

遺言書の作成

遺言書を作成しておけば、遺言書に従って遺産分割をすればよいので、相続人同士で揉めてしまう可能性が低くなります。

しかし、遺言書の内容に気をつけなければ、かえって紛争を招いてしまうこともあるので注意しましょう。

例えば、特定の人に対して多額の財産を承継させる旨の遺言書を作成した場合、遺留分を侵害したとして遺留分侵害額請求をされることがあります。

そのため、遺留分は侵害しないように財産の分配を考える必要があるといえます。

もし、どうしても特定の人に遺留分を侵害するほどの財産を承継したいと考えるのであれば、法定相続人にあらかじめ説明して理解してもらうことが重要です。

また、遺言書に記載した相続財産に漏れがあった場合、新しく発見された財産を巡って、相続人同士でトラブルが発生してしまうこともあります。

そのため、遺言書を作成する際には、相続財産の漏れがないように、相続財産調査を入念に行いましょう。

相続に関することは小川昌宏法律事務所におまかせください

このように、相続で揉めないために、生前のうちにできることはたくさんあります。

自分が亡くなった後に、親族間で争いが起きることはどうしても避けたいでしょう。

そうならないために、判断能力も体力も万全なうちに、早い段階で弁護士に相談することをおすすめします。

弁護士であれば、相続で揉めるさまざまなケースを知っています。

その経験を活かして、相続で揉めないようにあらゆるアドバイスをすることができます。

相続問題でお困りの際は、小川昌宏法律事務所までご相談ください。

お待ちしております。