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上場準備として、内部統制や内部管理体制を見直したい

近年、新規上場企業の増加やMAによる新たな業務領域の拡大など、企業にとって上場の意義が高まっています。

しかし、上場には多くの手続きや要件があり、その準備には時間と労力が必要です。

その中でも、内部統制や内部管理体制の見直しは、上場に向けた最も重要なプロセスの一つです。

 

 

上場準備としての内部統制や内部管理体制を見直し

 

上場企業には、財務報告書の公開や投資家との情報開示が求められます。

そのため、内部統制や内部管理体制が整備されていることが重要です。

上場に向けた内部統制や内部管理体制の見直しには、以下のような具体的な取り組みがあります。

 

 

内部統制

 

内部統制とは、企業が自らの業務活動を適切に管理し、責任を持って経営を行うための仕組みのことです。

上場に向けた内部統制の見直しには、以下のような取り組みがあります。

 

・内部統制・統制環境の整備

上場に向けた内部統制の整備には、内部統制の基本的な方針や手順書の策定が含まれます。

また、内部統制の整備においては、リスクマネジメントやコンプライアンスの観点から、業務プロセスの見直しが必要となる場合もあります。

事業報告書や有価証券報告書となどの必要書類を正しく作成するシステムを整備し、これを機能させることが必要となっています。

また、経営者や従業員のルールに対する意識の向上も必要となります。

 

・統制活動

会社資産が適切に扱われているかどうか等について、決算手続きを求め、これを確認して報告させることが重要となります。

 

・モニタリング

内部統制システムを構成しただけでは足りず、これが恒常的に機能しているかどうか監視する、モニタリングの体制を整備することも重要となります。

 

・内部統制の評価

内部統制の評価は、上場に向けた必要条件の一つです。

内部統制の整備度を把握することで、問題点の発見や改善点の特定が可能となります。

また、内部統制によってどのような報告が上がり、問題点の発見などが適切に行われているかという点を評価することが重要となります。

 

 

内部管理体制

 

内部管理体制とは、企業が自らの業務活動を適切に管理し、責任を持って経営を行うための人的・組織的な仕組みのことです。

上場に向けた内部管理体制の見直しには、以下のような取り組みがあります。

 

・社内規程の整備

上場企業には、社内規程の整備が求められます。

具体的には、取締役会規程、会計監査委員会規程、内部統制規程などの規程が必要となります。

これらの規程は、上場に向けた内部管理体制の整備に必要なものです。

 

・役員人事の見直し

上場に向けた内部管理体制の見直しには、役員人事の見直しが必要となる場合があります。

具体的には、経営陣の役割や責任を再評価し、適切な役員体制を整備することが求められます。

昨今、取締役会の役割が多様化しており、経営の役割のほか、モニタリング役としての重要性が増してきています。

また、社外取締役を導入することが要求され、多くの企業において、社外取締役を選任しています。

 

・研修の実施

上場に向けた内部管理体制の見直しには、従業員の教育・研修が必要となります。

具体的には、コンプライアンスや内部統制に関する研修を実施することで、従業員の理解を深めることが重要です。

 

 

上場にお悩みの方は小川昌宏法律事務所までご相談ください

 

上場には、多くの手続きや要件があり、その準備には時間と労力が必要です。

その中でも、内部統制や内部管理体制の見直しは、上場に向けた最も重要なプロセスの一つです。

具体的な取り組みを行い、上場に向けた内部統制や内部管理体制を整備することで、安定した経営を行うことができます。

弁護士は、上場に向けた内部統制や内部管理体制の見直しについて、適切なアドバイスを行うことができます。

 

小川昌宏法律事務所は、企業法務に関するご相談を承っております。

お客様一人一人に合わせて丁寧にご対応いたしますので、上場問題をはじめ、お困りの方はお気軽にご相談ください。

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小川 昌宏

Masahiro Ogawa / 弁護士

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そのためにも、メリット、デメリットについて丁寧にご説明させて頂いたうえで、解決策のご提示及びサポートをさせて頂くことを重要視しております。
常に真摯な姿勢で問題解決に取り組んでいます。

所属団体
  • 東京弁護士会
経歴
  • 東京都出身
  • 平成9年 弁護士登録
  • 本橋総合法律事務所にて約10年間、一般民事を中心に数多くの事件を担当し研鑽を積む。
  • 平成18年10月 小川昌宏法律事務所を開業
  • 休日は仲間と草野球を楽しんだり、趣味のトランペットを演奏して過ごしております。
    充実した休日を過ごすことが、日ごろの業務効率をより向上させるものであると実感しております。

事務所概要

Office Overview

事務所名 小川昌宏法律事務所
代表者 小川 昌宏(おがわ まさひろ)
所在地 〒105-0003 東京都港区西新橋2-18-1 弁護士ビル2号館306号
TEL TEL:03-5408-7405 / FAX:03-5408-7406
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